大いなる神秘 “O magnum mysterium”

2011年11月21日

【曲目】
J.S.バッハ:アリア《わたしは、その方の名を言い表す》BWV.200
テレマン:ミサ・ブレヴィス
クーナウ:カンタータ《私は目を上げて山々を仰ぐ》(Psalm 121)
ヴィヴァルディ:カンタータ《親愛なる森よ、友なる草原よ》RV671
コレッリ:合奏協奏曲 ト短調 Op.6-8《クリスマス協奏曲》
ゼレンカ:降誕のためのモテット《おやすみ 幼子よ、おやすみ 神よ》ZWV171

【演奏】
カウンターテナー 青木洋也
リコーダー 吉澤徹 高橋明日香
ヴァイオリン 大西律子 関口敦子
ヴィオラ 上田美佐子
チェロ 十代田光子
コントラバス 寺田和正
チェンバロ 北谷直樹

「18世紀前半ドイツの大都市では何と豊かで多彩な教会音楽が典礼を満たしていたことだろう! 当CDに収められたライプツィヒ、ハンブルク、ドレスデンで活躍したプロテスタントとカトリック両派の作曲家によるミサ、モテット、カンタータに耳を傾けると、当時と今日を隔てる最大の違いはキリスト教典礼から優れた音楽が奪い去られたことであったかと考えてしまう。神に捧げられる麗しき音楽よ、再び会堂に響き我らの心を潤せ!と思わず叫ばせる様な素晴らしい選曲と演奏!」(藤原一弘/音楽学)